増えている?交通事故の発生傾向とは

全国における交通事故の発生状況については、警察庁が各都道府県警察から集めたデータをとりまとめて毎年公表しているところです。これによれば、交通事故による死亡者数そのものは毎年減少を続けており、目下のところでは年間4千人台となっています。これは被害のあまりのはげしさから「交通戦争」ともよばれた1970年の1万6765人というピーク時と比較すれば、4分の1に近い水準にまで低下させることができたということになります。しかし、実際の交通事故の内訳を見ると、最近の傾向として、65歳以上の高齢のドライバーがひきおこしているケースでは、被害者が重症で後遺障害を負ってしまうといった、かなり深刻なものが多いということがいえます。このことによって、自賠責保険では高額な保険金の支払いが増え、運営にも支障をおよぼすような状況となったため、保険料の引き上げが図られたというのは記憶に新しいところです。警察庁ではこのような現状をふまえて、高齢ドライバーには運転免許証の自主返納をうながすと同時に、講習予備検査と高齢者講習を受けなければ運転免許証の更新ができないというしくみを新たに導入して、こうした交通事故の予防を図っているところです。

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