実用的ではない?

クーペタイプの多くは二人乗りを前提としたスタイリッシュなボディが特徴となっており、特にスポーツタイプは走行性能やスポーツ性などが優先されています。このため、仮に後部座席があったとしてもスペースが狭いため使い勝手が悪い場合が多く、2ドアや3ドアタイプがほとんどで実用性が高いとは言えません。体格の小さい人や子供であれば座ることも可能ですが、大きな体の人が乗り込むには不向きなスペースとなっています。
そのぶん運転席と助手席は余裕を持って設計されているものが多く、一人で運転を楽しんだり、ドライブを楽しむことを趣味とするカップル等には最適なタイプとなっています。特に1980年代の後半から1990年代にかけては、所有している車がステータスの一つとなっていたため、2ドアクーペは若者たちから絶大な支持を得ることに成功し、一時代を築き上げました。
近年は実用性が求められているため、セダンタイプと共に市場は大幅に縮小していますが、マニアからは根強い人気があります。このため、富裕層やシニア層などターゲットを絞り込み、販売台数を限定しプレミア感を出すほか、資本提携など経営戦略の一貫として一部のメーカーからは現在も販売が続けられています。

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